木箱に入ったワインと丁寧な包装とのし。梱包の仕方も丁寧で、ダンボールから出し、プチプチの上からでさえ拝見したとき感動しました。まるで結納品のように見えたからです。プチプチを外してからもきれいな包装紙と、のしの字体や金色のシールなど、立派でしばらく見入ってしまいました。還暦の重みを、それをもって感じた次第です。 父親に渡した際、木箱の形から「おぉ~お酒かぁ!」と一声。開けてみてまさか自分の名前がラベルになっているとは想像もしなかったのでしょう。すぐには気づかず、一瞬、間が空き「えー!名前入りやぁ~」と驚き、更には日付やメッセージを見入っていました。想定外のプレゼントに本当に感動したようで、「これは飲めない、飾っておくわ。でもその前におじいちゃんおばあちゃん(父の両親)にも見せてあげて」と。そして、夕食の間中ずっと静かに眺め感極まっていました。ひと月経った今も、ピアノの上に飾られています。これは、還暦祝いに迷っていた私に母親が見つけてくれました。そんな母も、来月還暦を迎えます。「生まれた日の新聞いいなぁ~」とも言っていたので二本合わせて飾ってもらえるよう、母にもプレゼントしようと思います。素晴らしい還暦祝いとなったことと、見つけてくれた母に感謝です。