みなさん、こんばんは。六〇屋(ろくまるや)です。

明日は7月7日の七夕ですね。当店でも「お中元」としてご注文をいただける季節となりました。

ところで、日本では「御中元」「御歳暮」などの季節の贈り物をはじめ、「御礼」「お返し」「引出物」「御見舞」「内祝い」と様々な体裁で相手に合わせて贈る、贈答の文化がございますよね。中元や歳暮などは毎年決まったものを贈り(例えばお酒とか)、相手側もそれを見越して買わないようにする、というお話までございます。

また、マナーとして半返しするなど、露骨に価格がわからずとも心が伝わる、えも言われぬ日本人の奥ゆかしさのようなものが贈る文化に潜んでいます。

ところが、海を渡ったアメリカでは、贈られた品物にレシートを付けて渡し「気に入らなければそのレシートを使って交換して良い」という日本では考えられない贈り物の文化があるのです。これは「ギフトレシート」といってアメリカでは当たり前に存在し、プレゼントと一緒に同封して相手に贈ります。受け取った人は、購入したお店の詳細が書いてあるそのレシートを見て、プレゼントが気に入らない場合は、お店に出向いて返品・交換・換金が自由に出来るのです。

通常の価格が記された購入した際に渡されるレシートとは異なり、価格の記載はなく、お店の住所や電話番号、返品交換の条件などが記載されます。

あげる人からは「ギフトレシート同封したから色が気に入らなかったらお店で変えてね」とか「お店に行ってもっと良いのがあるかもしれないから入れておいたよ」と伝えて渡します。これはあくまで「相手に喜んでほしい」という気持ちから始まった仕組みなのです。

例えば旦那さんが奥様にドレスをプレゼントしても、翌日その奥さんが別のドレスに替えてくる、なんてことは日常茶飯事で起こり、旦那さんは気を悪くすることもなく「そのほうが似合ってるね!」などと言ったりします。日本では考えにくいことですがアメリカでは当たり前。そのため、クリスマスの翌日はギフトレシーとを持った人たちでお店に大行列が起こるほどです。

最高のプレゼントは相手が喜んでくれてこそ。贈った人も使われないよりは良い、相手も自分も喜ぶならそっちの方が良いというわけです。

非常に合理的な考え方だなぁと関心もしましたが、個人としては贈られた物には付いていない方がいいかなって思いました。贈り手が自分のために時間を掛けて選んでくれたのだから大切にしよう、と思うのが普通と思っているのでなかなか返品はし辛いですよね。その気持ちこそが嬉しいと思うのですが、これが文化の違いというものなのでしょうか。そんな私も使われずに押し入れにしまわれているものがあったかな?

さて、改めて当店の紹介です。
当店「六〇屋(ろくまるや)」では、還暦にあげたくなるモノ、ほしくなるモノ、伝えたくなるコト、を店舗のモットーとしており、贈られて「嬉しい」「楽しい」気持ちを提供したいとの想いからはじめたお店です。ギフトレシートは入れておりませんのであしからず(笑)